『投資のソムリエ』vs『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』

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2022/7/8(金)

投資信託vs投資信託のコーナー。管理人が独断と偏見で選択したファンドを、独断と偏見で比較するっ!!!

今日のファンド(22/7/8朝)

投資のソムリエ
設定日 2012年10月26日
純資産額 5814億円
運用管理費 1.54%
銘柄数 -
モーニングスター ★★
国内外の公社債、株式、リートに投資し、配分比率を適宜変更、弾力的に為替ヘッジを行う。リスクを年率4%程度に抑えながら、安定的な基準価額の上昇をめざす。

DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
設定日 2017年7月14日
純資産額 99億円
運用管理費 0.154%
銘柄数 -
モーニングスター ★★★★
国内株式5%、国内債券60%、外国株式5%、外国債券25%、短期金融資産5%を主要投資対象として運用を行う、インデックスバランスファンド。

対決!!

以前にも対決済みだが、長らくバランスファンドが苦戦しているイメージがあるので改めて。

それでは、さっそくチャートをチェック。2017年7月末の基準価額を100とした月末値チャート(約5年チャート)。分配金再投資。最新値のみ2022年7月8日朝の値。


今年に入ってから、大きな変動が・・・

結論!!

『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』の勝ち!!

なんで『投資のソムリエ』が今年に入ってここまで下がったのか。前提として、このファンドはアクティブファンドであり、機動的にポートフォリオを変える。分かりやすく言うと株価が下がれば安全資産を増やす。ところが、その「安全資産」のメインはヘッジありの先進国債券。ご存知度の通り、下がりまくっている資産(苦笑)。

さらに『投資のソムリエ』月次レポートを見ると、3~4月でリスク資産の比率を上げている。確かに3月に株価は一時的に上昇したが、3月末から5月にかけて急落。リスク資産の比率のコントロールに失敗した可能性がある。

一方の『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』はインデックスファンドなので、ポートフォリオの変更はない。そもそも株式は10%のみ、値動きの小さい「国内債券」が60%もあり、先進国債券は「Hなし」なので、値下がりと円安で±0のはずだ。ということで、小さな値下がりですんでいる。

こうして考えると、改めてアクティブファンドっていうのは難しいね。投資のソムリエは、コロナで株価が暴落した際、対応に成功して評価されていたはずだ。残念ながら人間の意志が入ると、うまくいくこともあれば失敗することもあるようだ。それでもトータルでプラスならいいんだが・・・

だからといって『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』がすぐれていると言えるのかどうかも微妙。確かにチャートを見る限り、定期預金+α程度のリターンを期待している人にとっては心強い味方と言える

一方で、国内債券に60%も投資して意味があるのか、という考え方もあるだろう。確かに、株式に10%投資し、残り90%を現金で持っておけば、運用管理費は10分の1で済む。リターンはそれほど変わらないだろう。

今回に関しては、結局、運用管理費の安いインデックスファンドのほうが無難、というありきたりの結論に至ったってことだ。バランスファンドを有効利用する、という選択肢と、バランスファンドを買わない、という選択肢、どちらも上手に利用したいところ。

→『PayPay投信ウルトラバランス 世界株式』vs『グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)』

→『投資のソムリエ』vs『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』

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