最優秀賞ファンドのその後・・・管理人のつぶやき 089



2022/6/5(日)

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最優秀賞ファンドのその後
ふと思ったのだが、何年前かに表彰されたファンドは、今どんな値動きをしているんだろう・・・ということで、過去モーニングスターにて最優秀賞を受賞したファンドと、おなじみ『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』の値動きを比較してみる。以下がファンド情報、2019年5月末を100とした3年チャートだ(最新値は2022年5月末、分配金込み)。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
運用管理費0.0968%
純資産額1兆2461億円

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド
国際株式型(グローバル) 部門
2020年最優秀賞
運用管理費1.6445%
純資産額504億円

モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジあり)
国際株式型(グローバル) 部門
2019年最優秀賞
運用管理費1.98%
純資産額744億円

グローバル・セキュリティ株式ファンド(年1回決算型)
国際株式型 (グローバル・含む日本) 部門
2018年最優秀賞
運用管理費1.89%
純資産額14億円


チャートの一番右側(2022年5月末)を見て欲しい。偶然もあるだろうが、3年たって最もリターンが高いのは青色の線『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』である。アクティブファンドが好調を維持するのは難しいんだろうね。

結局、値上がりが大きい時期があるということは、その反対で値下がりが大きい時期もあるということだ。かつ運用管理費を比較すると、どれも『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』に比べて1.5~2%も高い。毎年このマイナスを埋めるだけのリターンが求められると考えれば、けっこう大変だ。

ちなみに黄色いチャート『モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジあり)』はヘッジ有で安定感が売りだ。だからリターンが小さくてもかまわない??いやいや、リターンが小さいからこそ、運用管理費のマイナスを取り返すのが大変、という側面もあろう。

ということで、過去に評価されたファンドのチャートをチェックしてみた。ファンドの一時的な評価に一喜一憂せず、運用管理費の安いインデックスファンドへ長期つみたて投資しよう、とよく言われるのも納得だね。すべてのアクティブファンドがこうなるとは言えないが、長期に渡って大きなリターンを上げ続けるのは簡単ではないのだろう。


今週のスケジュール
6/6(月)
・10:45 中国・財新サービスPMI
6/7(火)
・13:30 豪・中銀政策金利 06月
・21:30 米・貿易収支 04月
6/8(水)
6/9(木)
・20:45 ユーロ・ECB政策金利 06月
6/10(金)
・10:30 中国・生産者物価指数 05月
・10:30 中国・消費者物価指数 05月
・21:30 米・消費者物価指数(CPI)05月
・23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速)06月


 →世界の株価指数の動き・・・管理人のつぶやき 088

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