『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』vs『楽天・全米株式インデックス・ファンド』



2022/5/6(金)

投資信託vs投資信託のコーナー。管理人が独断と偏見で選択したファンドを、独断と偏見で比較するっ!!!

今日のファンド(22/5/6朝)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
設定日 2018年7月3日
純資産額 1兆1585億円
運用管理費 0.0968%
銘柄数 505
モーニングスター ★★★★
主としてS&P500に採用されている米国の株式に投資を行い、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率をS&P500の変動率に一致させることを目的とした運用を行う。

楽天・全米株式インデックス・ファンド
設定日 2017年9月29日
純資産額 5484億円
運用管理費 0.162%
銘柄数 4041
モーニングスター ★★★★
主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資し、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。

対決!!

どちらも米国株式のインデックスファンドとして大人気の投資信託で、純資産額も日本の投資信託の中では最上位レベル。特に『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は1兆円超え。その増加スピードにはいつもびっくりする・・・

さっそくチャートをみてみよう。2018年7月の基準価額を100とした月末値チャート。最新値は2022年4月末の値。


これは大切な前提になるが、両者はほぼ同じである(笑)。ただし、直近は楽天・全米株式のほうが少しだけ弱い。昨年末以降、中小型株のほうが下げが大きいので、その影響じゃなかろうか。

結論!!

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』

銘柄数を見れば分かるが『楽天・全米株式インデックス・ファンド』のほうが分散が効いているので、こちらを評価するという発想もあるだろう。

しかし、S&P500は毎年25~50銘柄程度の入れ替えが行われており、ダメ企業はすぐに排除される仕組み。日経平均225なんかよりも信頼度が高い。で、現実『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』のリターンの方が僅かに高い。そうなると運用管理費の差0.07%は、小さいが無視できなくなる。

ちなみに『eMAXIS~S&P500』のAppleへの投資比率は6.9%、『楽天・全米~』は6.0%。ざっと考えて、『楽天・全米~』の8割以上は『eMAXIS~S&P500』と重複するだろう。だから日経平均とTOPIXの関係以上に、両者はよく似た値動きをする。

参考までに、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』とほぼ同じである『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』という投資信託がある。こちらは運用管理費が『eMAXIS ~S&P500』より安い0.0935%。ただし設定が2021年6月という新しいファンドでデータが少ない。6ヵ月リターンを比べると『楽天・全米~』のほうが良かったりする。

これから新たに投資する人は『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』が重要な選択肢のひとつになる一方で、私のように楽天証券のiDeCoで『楽天・株式~』に投資している人間には関係ない。また、リターンについては、もっと長期のデータで比較したいところだ。

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