『三菱UFJ 国内バランス20』vs『ハッピーエイジング60』




2022/2/18(金)

投資信託vs投資信託のコーナー。管理人が独断と偏見で選択したファンドを、独断と偏見で比較するっ!!!

今日のファンド(22/2/18朝)

三菱UFJ 国内バランス20
設定日 2001年2月28日
純資産額 22億円
運用管理費 1.21%
銘柄数 -
モーニングスター ★★★
国内の株式・債券に分散投資する。株式への投資比率は原則として20%とし、債券と短期債券の投資比率は、金利情勢等を勘案し機動的に変動させる。

ハッピーエイジング60
設定日 2000年7月31日
純資産額 54億円
運用管理費 0.946%
銘柄数 -
モーニングスター ★★★
国内株式(8%)、国内債券(72%)、外国債券(16%)、外国株式(2%)、短期資産(2%)、国内外の株式の基準組入比率を10%とし、投資する。総合ベンチマークを上回る運用成果を目指す。原則、為替ヘッジを行わない。

対決!!

日本の国債の金利が上昇、日銀の「指し値オペ」発動。さらにSBI証券、楽天証券に加えてマネックス証券でもクレジットカードによる「つみたて投信」が間もなくスタート。「国内債券」系のリスク抑制ファンドの購入を検討している人も多いのではないか。

そこで、国内債券80%、国内株式20%の『三菱UFJ 国内バランス20』と、国内債券が約74%、外国債券を合わせると約90%という超安定バランスファンド『ハッピーエイジング60』を比較する。

なお両ファンドとも各社のポイント付与率も考慮して選んだ。したがって運用管理費が高めなので、中期投資までのイメージで見たほうがいいかもしれない。

それではチャートをチェックしてみよう。以下は2019年2月末の基準価額を100とした場合の月末値チャート。ほぼ3年分のチャートだね。なお2022年2月は2/17(木)の値にしてある。


変化が分かるように縦軸を取っているので注意。両ファンドのリターンは3年で2~5%程度。ともにリスク抑制系のファンドであることが分かる。その上で、ポートフォリオ的に当然だが、株式の比率が相対的に高い『三菱UFJ 国内バランス20』のほうが値動きが大きい。

両ファンド共通のメリットはリスクが小さいことであり、デメリットは低リターンにもかかわらず運用管理費が高い=運用効率が高くない、ことである。つみたてNISAやiDeCoでも買えない。一方で、それぞれのファンド固有のメリットを改めて確認すると・・・

『三菱UFJ 国内バランス20』のメリットは国内資産オンリーであるということだ。為替の影響もなく値動きが分かりやすい。さらに外国資産を含むファンドに比べて約定が早く、その日の相場をある程度確認したうえで買いや売りを判断できる。

『ハッピーエイジング60』のメリットは、独自の安定感。このファンドはアクティブファンドなのだが、ざっくり言うと4資産ファンドで、単純に債券比率の異常な高さがリスク抑制の主要因であろう。その点はユニークだし、リスク抑制ファンド特有の意味不明な値動き等は少ない。


結論!!

ドロー・・・

今回はすごく特殊な対決。「中期的に」「国内債券が買い場っぽい」「リスクを抑えて」「証券会社のポイント付与を考慮して」の対決だからね。特に「証券会社のポイント付与を考慮して」、というのがクセモノだ。

証券会社からの「購入時の」ポイント付与を重視するなら「短期的に」低リスクなファンドがいいだろうし、「保有に対する」ポイント付与を重視するなら、「中長期的な」ファンドリターンも期待したいところだろう。

究極、運用管理費の安いインデックスファンドを買うことを上回るメリットが得られるか、ということになる。もっと具体的に言うと、「国内債券重視」を前提にしている以上、『DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)』を買う以上のメリットが欲しい。

自分が利用している証券会社のポイント付与のルールをよくチェックして、今回紹介したような国内債券中心の低リスクファンドのメリットがあると判断するなら、ぜひ利用してみよう。

~参考~

→『投資のソムリエ』vs『Oneニッポン債券オープン』

→『まるごとひふみ15』vs『楽天・インデックス・バランス(DC年金)』

→『ニッセイ国内債券インデックスファンド』vs『ノーロード明治安田社債アクティブ』

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