『フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド』vs『ファンド“メガ・テック”』


2021/12/31(金)

投資信託vs投資信託のコーナー。管理人が独断と偏見で選択したファンドを、独断と偏見で比較するっ!!!

今日のファンド(21/12/31朝)

フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド
設定日 1999年12月6日
純資産額 117億円
運用管理費 1.65%
銘柄数 43
モーニングスター ★★★★★
国内のテクノロジー関連企業の株式を主要投資対象とする。成長力が高い企業を選定し、妥当と思われる株価水準で投資。

ファンド“メガ・テック”
設定日 1999年11月19日
純資産額 107億円
運用管理費 1.65%
銘柄数 69
モーニングスター ★★★★★
国内株式を主な投資対象とする。高い成長が期待できる産業を選定、優れたテクノロジーを有し、競争優位を保持できる企業に投資。

対決!!

両ファンドともモーニングスターで五つ星の「国内中型グロース」テクノロジーファンド。設定時期もほぼ同じ。運用管理費が同じで、純資産額も同程度。まさに比較せよと言わんばかりのファンドだ。

なお『フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド』は以降は愛称の『Jテック+』、『ファンド“メガ・テック”』は『メガ・テック』と呼ぶことにする。

それではさっそくチャートを見てみよう。それぞれの1999年末の基準価額を100とした、年足チャートだ。なお分配金がある場合は含めている。

ITバブルで暴落し、リーマーショックで暴落しているから、チャートの真ん中あたりがすごくへこんでいるね。逆に言うと、もっとも下がっていた2008年や2011年から比べると、現在は5~6倍の基準価額になっていることが分かる。

あくまでも年足ではあるが、2020年までほとんど同じ値動き。ところが2021年のみ『Jテック+』が大きく上昇したのに対して、『メガ・テック』は横ばい。この差をどう考えるか。

この2つのファンドの大きな違いは、『Jテック+』が海外株式にも投資している点。11月末の時点で約4%程度の海外株式を含んでいる。また、『Jテック+』の銘柄数は『メガ・テック』よりも少ない。運用報告書を見た印象では、『Jテック+』のほうが上位銘柄の入れ替えが少ないようだ。

結論!!

・・・悩ましい。2021年の値動きを除けば、両者にあまり差はないわけだからね。ただ2021年に差がついたのは事実。『Jテック+』に軍配を上げることにする!

先ほど『Jテック+』のほうが上位銘柄の入れ替えが少なさそうだと書いた。それに加えて、『Jテック+』はこれまで配当を出していない。『メガ・テック』は年に2回配当を出している。よって『Jテック+』のほうが長期投資向きとも言える。この点も好材料とみた。

ただし、今後『メガ・テック』の銘柄変更が功を奏して凄いリターンを叩き出す可能性もある。あるいは『メガ・テック』の銘柄数が多いことがプラスに働き、暴落を回避する局面が来るかもしれない。

結局どちらかのファンドを買うとしたら、雰囲気で決めてもいいと思うよ(笑)。誰も未来のことは分からんからね。って、それを言ったら、このコーナーの存在意義がなくなってしまうが・・・