eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)・・・ポートフォリオ・チェック vol.39


2021/12/28(火)

火曜日はポートフォリオのコーナーっ!!既存のバランスファンドのポートフォリオをチェックし、自身のポートフォリオ構築に役立てようという企画だ。もちろん紹介したファンドそのものを購入するのもアリだ!

今週のばらんすふぁんど
eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)
3年リターン 13.3%/年
3年リスク 17.9%/年


(ポートフォリオ)
26% 先進国株式
12% 新興国株式
23% 国内株式  
12% 先進国リート
8% 国内リート
10% 新興国債券
2% 先進国債券
7% 国内債券

『eMAXIS 最適化バランス』は5種類あって、もっともリスクが大きいのが(マイストライカー)。今回目をつけたのは、その次にリスクが大きい(マイフォワード)。何だかおもしろいポートフォリオなので取り上げてみる。

まずザックリと見ると、株式60%、リート20%、債券20%。なるほど、確かにシリーズの中で2番目にリスクが大きいファンドって感じだ。リートをリスク資産と考えれば、リスク資産が80%。新興国債券も債券にしてはリスクが大きいので、結構リスクを取っていることになるね。

株式は正確には61%、これがもしも世界株式(オールカントリー等)なら先進国株式50%、新興国株式7%、国内株式4%程度だから、それに比べて新興国株式がやや多く、国内株式にけっこう重心をおいているポートフォリオとも言える。

このポートフォリオを参考にするのはアリだと思う。先ほど少し触れたが、いわゆる「世界株式」と呼ばれるインデックスファンドにおける日本株の比率は6%程度。でもあなたが日本人で日本で暮らしていくのなら、日本株が一番分かりやすいよね。

自国の資産をたくさん買うことを「ホームカントリーバイアス」と言って否定的に見る向きもあるが、別にいいんじゃないか。分かりやすいのも大事だし、為替の影響がないのもデカイ。その日の値動きを見てからファンドを売ることができるので、納得感がある。永遠に米国株に勝てない、という保証があるわけでもない(笑)。

リートはそんなもんかな、といった感じ。個人的には、株式との相関がやや弱く感じられる国内リートだけでもいい気がする。しかし一方で、今年のように先進国リートが株式以上に上昇する局面もあるから、やっぱり偏りなく分散投資、がいいのかな。

債券については、圧倒的に新興国債券の比率が高い。なんとも攻撃的だ。ただし新興国債券のリスクが大きいといっても10%程度、株式のリスク=20~25%に比べれば控え目なリスクではあるが。

債券は時代的にそれほど魅力は無い気もするが、未来のことは分からんから、やっぱりある程度は分散投資しておくべきだろうね。特に新興国債券は上がったり下がったりを繰り返してるだけにも見えるが(苦笑)、これを厚めに持つ、というファンドの方針は興味深いね。

ということで、今回は『eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)』のポートフォリオについて紹介しました。運用管理費0.55%のはバランスインデックスファンドにしては高いが、ユニークだし、つみたてNISAで購入可なので、興味がある方はご検討を。

~目安~
(S&P500系ファンド)
3年リターン 27.1%/年 3年リスク 21.8
(国内リート系ファンド)
3年リターン 9.0%/年 3年リスク 32.2
(先進国債券H無)
3年リターン 4.3%/年 3年リスク 5.5
(先進国債券Hあり)
3年リターン 2.2%/年 3年リスク 4.6
(国内債券系ファンド)
3年リターン 0.2%/年 3年リスク 2.0