『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』vs『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』


2021/11/12(金)

投資信託vs投資信託のコーナー。管理人が独断と偏見で選択したファンドを、独断と偏見で比較するっ!!!

今日のファンド(21/11/12朝)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
設定日 2018年10月31日
純資産額 3430億円
運用管理費 0.1144%
銘柄数 2951
モーニングスター ★★★
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざす。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド
設定日 2017年12月6日
純資産額 415億円
運用管理費 0.1102%
銘柄数 約9000?
モーニングスター ★★★
FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす。

対決!!

今回は『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』の設定3周年を記念し(笑)、いわゆる世界株式のパッシブファンドを比較してみる。『オールカントリー』がMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動、『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』がFTSE グローバル・オールキャップ・インデックスに連動している、ここが大きな違いだ。

したがって「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」と「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」の違いを理解しておくことが必要だね。以下、両者の特徴を簡単に示しておく。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
銘柄数 約3000
先進国株式 82%
新興国株式 12%
国内株式 6%

FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
銘柄数 約9000
先進国株式 82%
新興国株式 10%
国内株式 8%

ではこの違いが、2つのファンドのチャートにどのように表れているのか見てみよう。以下は2018年10月末の基準価額を100とした場合の月末値チャート。ただし、2021年11月の値のみ11/12朝の値としている。

先に触れておくと、グレーのチャートは『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』のもの。過去の傾向としては、こちらのほうがリターンが高い。ただし米国株式オンリーだから、分散観点でみると『世界株式ファンド』がおススメ、という意見も多いわけだ。

話を戻して、メインは赤と青のチャート。僅かながら『(赤)オールカントリー』のほうがリターンが高くなっている。したがって過去のリターンのみに着目するなら『オールカントリー』だ。実際、ネット上ではこちらのほうが有名だし、販売会社も多い・・・といっても、いわゆる5大ネット証券ならどちらも買えるけど。

一方で、『(青)SBI・全世界株式』のほうが運用管理費が安いし、対象銘柄が多いも多いので、教科書的にはコチラがおススメということになる。これは今回の2ファンドに限ったことではなく、どうしても銘柄数が多いほうがリターンが小さくなる傾向があるかもしれない。ただし3年リスクを比較すると、『オールカントリー』22.0<『SBI・全世界株式』22.6、というのは気になるが。

ということで結論。私の個人的なおすすめは『オールカントリー』、客観的に考えたおススメは『SBI・全世界株式』。ただしその差は大きくはないので、好みや環境によって選べばいい。どちらも良いファンドだと思うので。